SEOの都市伝説

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ここのところクライアントや社内の人間と打合せをしていて、結構SEO対策に関して間違った(今では通用しない)知識を持っている人が多いんだなぁということ感じました。特に書籍によりSEOの情報を仕入れている人は要注意です。検索エンジンのアルゴリズムは日々変化していて、昨日通用した施策が今日通用するとは限らないのです。SEO対策に関する書籍ですが、最近出たばかりのものならともかく1年以上前に発刊されたものなら多くの部分は現在の状況に適さないと思って間違いないです。書籍よりはまだWEBでの情報の方が過去の記事でも、執筆者がマメな人なら更新されている可能性が高いという部分で信頼できます。但し、WEBで有益なSEOの記事を書ける人は極々限られています。(情報はもっていても諸々の事情で発信できない人が多いのです)
こちらでは、葬儀社のWEB担当者がSEO対策で無駄な時間を使わなくて済むように、都市伝説化してしまったSEOテクニックを紹介したいと思いますので参考にしていただければ幸いです。
 

リスティング広告出稿でSEO効果がある

もう数年前の話ですが、アドワーズへの広告掲載でgoogleの検索順位が上がるといわれたことがあります。この根拠はどうやらアドワーズに限らずオーバーチュア(現在のyahooリスティング)などリスティング広告への出稿は被リンクとして効果があると思われていたことからきているようですが、こちらに関してははっきりデマだと断言できます。有料リンク禁止をとなえているgoogleなのにリスティング掲載で被リンク効果があるのなら、「アドワーズ=有料リンク」となってしまい自らのポリシーに反してしまうからです。

また、yahooリスティングとアドワーズを合わせて半端ない金額を使っている葬儀社も数社知っていますが、それらの葬儀社サイトが総じてSEO的に特に強いということがないということからも実証できると思います。(逆にいえばSEOがイマイチなのでリスティングで集客しているんですね)

先日、社内でWEBチームの会議をしている時、リスティングを出稿しているとSEO的にも優遇されるのでは?と言った同僚がいて愕然としました。私の周りでもこんな状況ですから、いまだにこんな都市伝説を信用している人は意外といるのではないでしょうか?

※念のため掲示しますが、リスティング広告とは検索結果で通常検索以外に表示される上の図の赤枠部分のことをいいます。

 

キーワード出現率が重要

こちらに関しては4~5年くらい前はSEOのセミナーに行っても必ず出てくるネタでした。またSEO業者によってキーワードの出現率を判定するツールもいくつか作られました。(ほとんど現存しています)
「キーワード出現率10%以上でペナルティを喰らう」とか「キーワード出現率5%がSEOで一番効果的」とかいろいろなことをいわれてきましたが、少なくとも今現在は全く関係ないと思われます。
但し必要以上のキーワードの詰め込みすぎだけはよくありません。検索エンジンから明らかにSEO目的で作ったページだと思われてしまいます。

何事も自然が一番で、キーワード出現率を計算しながら文章を作成するなんてことは、時間の無駄になるだけなのでやめましょう。決まったキーワードを題材とした文書を作る時は意識しないでも、ある程度の割合でキーワードは含まれるものなのです。

参照(4年近く前の記事ですがすでに指摘しているのは流石)→SEOにはキーワード出現率なんて効果なし
 

h1タグは検索上位に貢献する

通常h1タグは大見出し、h2タグは中見出し、h3タグは小見出しとして使われます。たとえば今現在ご覧になられているこのページでは
<h1>SEOの都市伝説</h1>
と記述しています。
h1タグに関してはそのページ全体のテーマとなるべきものなので使用するのは1ページに1回使用するのが自然です。
このh1タグですが一時期は検索上位表示には欠かせない要素だとさかんにいわれました。またh1の中に入るキーワードにストロングタグ(<strong>~</strong>)を入れ込めば効果は倍増するともいわれたこともありますし、あるときはh1よりh2の記述の方が効果的だなどとオカルト的なことを言っていたSEOコンサルタントもいらっしゃいました。

確かにyahooがgoogleの検索エンジンを使用する前なら、yahoo検索においてそれなりの効果を実感することはありましたが、今現在に関してはほとんど影響がないように思います。h1タグは基本的に本文の一番最初に使われることが多いですし、タイトルタグと同様か若しくは共通のキーワードが入ることが多いので当然の結果、使用されているキーワードが検索結果で上がってきやすいだけです。h1タグをはじめとした見出しはSEO的目的で使用するのではなく、サイト訪問者がそのページの文章を読みやすくするために使用するのが本筋なんですね。
 

IPアドレス分散によりリンクの価値が上がる

被リンクのページでも書きましたがIPアドレスが分散されたサイトからの被リンクは価値が高いなどといわれる時期がありました。私なんかもそれを鵜呑みにして自社運営サイトを全て違うサーバーへ移行したりしました。

ただ、よく考えると普通に他のサイトからリンクをもらっていたら自然と被リンクのIPアドレスも分散されるものではないでしょうか?それに被リンクの効果なんてリンク元のサイトの質で決まるもので、いくらIPのユニーク性が徹底されていてもカスページからのものだったらほとんど意味をなしません。

本当にIPアドレスの分散が必要なのはSEO対策のため何千、何万というサテライトサイトを構築しなければならないSEO業者だけです。葬儀社サイトで普通に運営している分にはサブサイトを作る場合に関してもIPアドレスの分散など一切考える必要はないでしょうし、弊社のように数百程度のサイトを所有していてもコンテンツさえ充実していれば自然に被リンクも増えるのでIP分散を特に気にする必要はないのです。(但し、複数サイト運営の際はリスクヘッジのためにサーバーはある程度分散させておいた方がよいとは思います)

※よくリンク販売業者がランディングページで「1000IP完全分散」とか謳っていますが、それとリンクの質がよいということとは完全に別問題です。IPを分散させないとクライアントに迷惑がかかってしまうので当然のことをしているまでで、googleのスパム排除技術が極めて向上している現在においてリンクの購入は、よほど信頼できる業者でない限り止めた方がよいと思います。

 
 

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  • 2011年12月12日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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