Yahoo!虫眼鏡SEOいまだ健在なり!?

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今からもう5年以上前になる2010年末にYahoo!Japanは関連検索ワード(以降、虫眼鏡という)やキーワード入力補助(以降、サジェストという)を不正に操作するスパム業者のサイトの多くをYahoo!検索においてインデックス削除する措置をとりました。
またそのスパムの標的に遭った多くのキーワードにおいてはYahoo!Japanの検索結果から虫眼鏡やサジェストの表示を停止するということもしたりしました。
当時は一旦落ち着いたかにみえた虫眼鏡スパム業者ですが、今でも私の元に営業メールが来たりしていますし、業者によっては正々堂々とサイト上で虫眼鏡スパムを謳っています。

下はそれらの業者のうちの2社のサイトのヘッダー部をキャプチャーしたものです。
左の方は「オーバーチェア」となっていますが「オーバーチュア」の間違いですし、右の方は「オーバーチュア」と言葉は合っているものの2009年にオーバーチュア株式会社はヤフー株式会社に合併され「オーバーチュア」という広告自体がもう6年以上前になくなっています。(現在ではYahoo!プロモーション広告)
全くなんだかな~て感じですよね。(笑)
ということで今回は今更どうして?と言われそうですが、スパム対策である虫眼鏡SEOの内容と現状を紹介したいと思います。

虫眼鏡SEO業者
 

サジェストと虫眼鏡

サジェストとは

検索の際のサジェストとは検索窓にワードを入力すると、そのワードと関連性の高いキーワードを予測し、自動的に表示(提案)する機能のことをいいます。
例えばYahoo!で「お墓」と検索しようとすると以下のように出現します。

Yahoo!サジェスト

ちなみにGoogleにもサジェスト機能があります。Googleで同様に「お墓」と検索しようとした際に出現するサジェストが以下になります。

Googleサジェスト

Yahoo!とGoogleのサジェストを見比べてみると、Yahoo!の方には「お墓+石材店名」の文字列が多いことが一目瞭然ですね。Googleのサジェストが極々自然なのに対して、Yahoo!の方はやっぱり作為的(対策可能)な匂いが感じられます。

 

虫眼鏡とは

検索の際の(Yahoo!)虫眼鏡とは、検索結果のページ上部と下部に表示している検索キーワードの関連ワードのことをいいます。Yahoo!においてはアイコンが虫眼鏡であるため関連ワードのことを虫眼鏡と呼ばれるようになりました。
Yahoo!で「お墓」と検索した場合、ページ上部の虫眼鏡は下の図の赤枠部のことをいいます。
サジェスト機能で表示されるキーワードと被るものが多い傾向にあります。

Yahoo!虫眼鏡ヘッダー

また、下のようにページ下部の虫眼鏡は掲載される数が上部に比べ多い傾向にあります。

Yahoo!虫眼鏡 ページ下部

Googleでも虫眼鏡同様の機能(関連検索ワード)があるのですが、ページ上部には「他のキーワード」という表現になっていて非常にシンプルな表示となっています。

関連検索ワード

 

キーワード「葬儀社」は虫眼鏡SEO真っ盛り

先に述べたように2010年に発動されたYahoo!Japanの虫眼鏡SEO業者への措置の結果、難易度の高い(競争激化)キーワードに対する対策はある程度なされました。
しかしならがYahoo!の処置は手作業で行っているようで、前述のキーワード「お墓」とかの例でわかるように一般検索に比べて高難度といえないキーワードに関してはいまだに虫眼鏡SEOが通用するというのが現実です。
極端な例として「葬儀社」と検索した場合のページ上部の虫眼鏡を紹介します。(2016年6月16日現在、東京都中央区の弊社内のPCによる検索)

「葬儀社」虫眼鏡ページ上部

ページ下部の虫眼鏡はこんなです。

「葬儀社」虫眼鏡ページ下部

赤く塗りつぶしてある部分は同一葬儀社の社名が入った関連ワードになります。
上部に関しては4キーワードのうち2キーワード、下部に関しては上位6ワードのうち4ワードを独占しています、どう考えても自然じゃないですよね。
こちらの場合は極端な例となりますが、「葬儀社」と検索して業界屈指の大手葬儀社ならともかく、地方の葬儀社名が関連ワードとして表示されること自体がユーザー寄りではないですよね。

 

「Yahoo!虫眼鏡SEOいまだ健在なり!?」まとめ

虫眼鏡やサジェストで表示されやすい条件でよく言われているのがこの5点になります。

1)一定数以上の検索ボリュームがある
2)検索ワードとの親和性がある
3)お互いに共起語である
4)すでにインデックスされてるページでよく使われている
5)短時間(24時間~48時間以内)に集中して検索されている

こちらの中でスパム業者の標的となったのは5)の部分となります。IPを換えた環境からYahoo!Japanで虫眼鏡やサジェストに登場させたいキーワードを1日に多数クリックするようなシステムを構築させればよいだけなのです。
前述したように供養関連のキーワードでは今現在Yahoo!により取り締まりされているキーワードはまだ少ないのが現状ですが、それでも汚染最盛期(2009年頃)に比べれば徐々にその数は増えています。

最後に「Yahoo!検索ヘルプ」より関連検索ワードに関する注意事項を紹介いたします。

本機能に対して、故意に特定のキーワードを表示させるなどの操作を図る行為を禁止しています。そのような行為を発見した場合には、なんらかの措置を実施することがあります。また、被害が発生した場合には、刑事・民事での法的責任を追及することがあります。

誰が見ても虫眼鏡やサジェストを不正操作するのはスパム行為になります。過去に対策業者だけでなく依頼ししている側のサイトがインデックス削除されたケースも私は知っています。
この手のサービスを利用している企業は後々後悔しないように速やかに手を引くことをお薦めいたします。

 
 
 
 

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  • 2016年6月16日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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