Googleがリスティング広告の右側枠を廃止した意図と影響

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AMP昨年末から、来るぞ来るぞと云われていたペンギンアップデート4.0ですが、1月はおろか今(2016年3月16日現在)になっても発動されていません。
こちらが発動されたらその動向を記事にしようと思っているのですがずっと空振りに終わっていて、最近のSEO関係の話題といえば、先日のIn-house SEO MeetupでもテーマとなったApp IndexingとAMPくらいということになります。

しかしながらApp Indexingはスマホアプリを展開している場合のみに有効な手段なので、いましばらくうちの(供養)業界では浸透するまでに時間がかかると思います。
またAMPに関しては結構テクニカルな説明が必要となるのでこちらで紹介するのには向いていないということで今回はSEOとは直接関係ないですが、Google検索で検索結果ページに出てくる広告(アドワーズ)の右側枠が廃止された件について述べたいと思います。

※App Indexingとは、WEBのURLやキーワードとアプリの特定画面へのディープリンクを紐付け、Googleの検索結果から直接アプリの特定画面を起動させるための仕組みになります。またAMP(Accelerated Mobile Pages)とは、GoogleとTwitterが共同で立ち上げた「Accelerated Mobile Pages Project」のオープンソースプロジェクトでモバイル向けに最適化し、高速に読み込んで表示できるコンテンツを作成できるフレームワークになります。Googleはモバイル検索においてAMP対応ページの表示を2016年2月24日から開始いたしました。(右上図赤枠参照)

 

全世界一斉に廃止

PLAアメリカ時間で2016年2月19日にSearch Engine Landにより、Googleはパソコンからの検索結果の右側に表示されていたテキスト広告(アドワーズ)枠を廃止することが明らかになりました。
こちらの変更は全世界で一斉に行われ、日本における環境でも2月22日には右側のアドワーズ枠は完全に見られなくなっていました。
但し引き続き、商品リスト広告(PLA)とナレッジパネルは右側枠に常時されています。(キーワード仏壇と検索した場合などは右図の赤枠部のようにPLAが表示されます)
キーワード「お墓」の廃止前(2016年2月16日)と廃止後(2016年3月16日)の検索結果が以下となります。

以前はヘッダー枠に3枠と右側枠に8枠で、1ページに11枠の広告掲載があったのですが、現在はヘッダー枠に4枠とフッター枠に3枠で合計7枠となっています。
アドワーズ広告はGoogleの最重要収入源であるわけですが、なぜ敢えて1ページあたりの広告配置数を減らしたのでしょうか?普通に考えたらアドワーズ部分のクリックが減って広告収入も少なくなりそうですよね。

お墓の検索結果

 

右側枠廃止の意図

弊社が運営するメインサイトである「いい葬儀」「いいお墓」「いい仏壇」の3サイトとも昨年からPCからよりモバイル(スマホ)での利用者の方が多くなりました。今後ますますモバイルからの利用者の比率が増えていくのは間違いありません。
もはやモバイルからの検索が標準になってきているのです。
今回の検索結果ページにおけるアドワーズの右側枠廃止は、標準となったモバイル検索のインターフェースにPCも統一しようという意図からではないでしょうか?

 

右側枠廃止の影響

前述したように右側枠廃止前はヘッダー枠に3枠と右側枠に8枠で、1ページに11枠の広告掲載があったのですが、現在はヘッダー枠に4枠とフッター枠に3枠で合計7枠となっています。
廃止前の8位から11位までの4個の広告が1ページ目に表示されなくなり、その分クリックもされにくくなっちゃうわけなので競争が激しくなるのは当然ですよね。
また、1ページ目に広告が掲載されていても5位以下だとフッター枠になるので、なんとか4番目までに掲載されるよう単価を高く設定するようになっちゃいますよね。

ということで広告出稿側としてはいいことが全くなさそうな今回の変更事項ですが、下のグラフをご覧ください。
こちらは弊社が運営する某サイトのアドワーズの状況になります。縦の点線が2016年2月22日となりこの日以降は右側枠がなくなったわけです。(機密事項のため平均クリック単価はモザイクを入れてあります、ご了承ください)
こちらサイトのデータですが、右側枠の廃止前と廃止後に以下の数値となっています。
・平均クリック単価 -3円
・クリック率 3.8%→4.6%
・平均掲載順位 3.32位→2.68位

ここで注意したいのは平均掲載順位で、この時期に多くの広告文を変更したおかげで若干上がりました。
以前は平均掲載順位が3.32位と右側枠であることが多かったのですが、現在は2.68位ということでフッター枠になるということはまずありません。
このことにより以前に比べてずっと効率的な広告となったわけです。
ということで、今回の変更事項は必ずしも広告出稿側の負担となることばかりではなさそうですよ!

アドワーズ

 

 

 

 

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  • 2016年3月16日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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