モバイルファーストインデックス導入でSEOはどう変わる?

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - モバイルファーストインデックス導入でSEOはどう変わる?
LINEで送る

2016年11月5日、Googleはウェブマスター向け公式ブログにてモバイルファーストインデックス(Mobile-first Indexing、以下MFI)の実験を開始したとアナウンスしました。
内容を要約すると
スマホ検索

今やユーザーの殆どがモバイル端末(スマホ)からGoogle検索をしている。しかしながら現在のGoogle のランキングシステムは、主にデスクトップ版のコンテンツを用いてユーザーとの関連性を評価している。
モバイル検索ユーザーが実際に見ているページをGoogleのアルゴリズムは評価していないというのが現状である。
この問題を解消するため将来的にGoogleのアルゴリズムがモバイル版のコンテンツを主に使用するよう実験を始めた。

 

という感じでしょうか?事実、若者があまり利用しないであろう弊社が運営する供養関連サイトでも1年程前から殆どのサイトがスマホからの利用者がデスクトップからの利用者を超え、現在ではスマホからの流入がメインサイトの平均で全体の60%となっています。

いずれにしてもあとしばらくするとモバイルコンテンツを評価するというアルゴリズムに切り替わる訳で、次に紹介する今現在のモバイルフレンドリーの状況からみても業種やキーワードによっては検索順位のかなりの変動は間違いなく起こると思われます。

 

モバイルフレンドリーの現状

ローンチされてもう1年半ほど経つモバイルフレンドリーですが、スマホ対応していないページに関してはスマホからの検索に関して検索順位を落とすよというものでした。
それでは現状はどんな感じなのでしょうか?下はスマホ対応していないサイトの2016年11月16日現在の検索順位となります。(どちらもクリックで拡大します)

葬儀系サイト検索順位
お墓系サイト検索順位

上が葬儀系某サイトで下がお墓系某サイトのものです。
赤枠で囲んだ部分はPCからの検索と比較してスマホ検索の順位がどうなっているかを表しています。
キーワード自体ですが、単独のものはビッグキーワード、複合語は「地名+キーワード」のミドルキーワードとなりますが、やっぱり今の段階でも結構差異があることがわかります。スマホ対応していないページがスマホからの検索において激落ちしていますよね。
これでMFIが実装されたとなるとスマホ対応していないページやたとえ対応していても適正でないページはPC検索においても現在の順位から大きく下落するであろうことは間違いありません。

 

Yahoo!検索で右側広告枠廃止ということは?

2016年10月19日をもって、PCからの検索において表示されていたYahoo!スポンサードサーチの右側の広告枠が廃止になりました。
今年の2月末にはGoogle検索でもAdWordsの右側広告枠が消えたので追随する形となった訳です。
下は2015年10月15日と2016年11月16日の「お墓」というキーワードで検索した結果のヘッダー部になります。①の部分がYahoo!スポンサードサーチの右側広告枠だったのですが現在ではスパっとなくなりました。

 
「お墓」検索結果
 

こちらも近い将来にMFIが実施されることを見込んで、Google検索同様にデスクトップとスマホの表示形式を一貫するため右側の広告枠が廃止されたのでしょうね。(GoogleがMFIを実施すると当然Yahoo!検索もそのアルゴリズムを導入する事となります)

ちなみにJWord(②の部分)ですがYahoo!検索で右側広告枠がなくなったおかげでフッター部検索窓の下の部分にかろうじて掲載されています。この位置だと殆どクリックされそうもなく広告主から顰蹙を買いそうですよね。(下図赤枠部)

 

Jword

 

「モバイルファーストインデックスス導入でSEOはどう変わる?」まとめ

ウェブマスター向け公式ブログにもあるようにMFIの実装でGoogleのアルゴリズムがモバイル版のコンテンツを主に使用することとなります。
これによりWeb担当者が自社サイトで注意しなければならない点は以下となります。

・PC版にはあるのにスマホ版にはないページが多い
とりあえずスマホ対応をするためにTOPページと資料請求やメールフォームだけあるサイトとかは早急にコンテンツページもPC版同様に作成しましょう。

・スマホ版のページはPC版のページを省略している
スマホだとどうせ全部は読まないだろうとスマホ版ではPC版のページの概略や一部分しかコンテンツを載せていないページも注意が必要です。できる限りPC版と同じ内容にしてください。

・PC版とスマホ版でドメインが違う
レスポンシブや同じドメインのスマホ用フォルダ内のページにリダイレクトさせているようなサイトは特に問題はありません。
別ドメインやサブドメインでスマホ版サイトを構築している場合はGoogleから別プロパティだと思われます。必ずスマホ版の方もGoogle Search Consoleに登録するようにしましょう。

・元々スマホ版がない
たとえMFIが実装されようとGoogleは引き続きPC版をインデックスしていくと表明しているので問題はありませんが、今までより検索順位が悪くはなっても良くなることはありません。できるだけ早くスマホ版作成に着手しましょう。

一部のSEO関係者がMFI実装に伴いスマホ用の外部リンクが必要になるとか言っていますが全くそんなことはありません。PC版とスマホ版でURLが違っていてもGoogleによるページ評価は正規化により統合されるので、PC版サイトが持っている外部からの評価はスマホ版でもそのまま有効なのです。
モバイルファーストインデックス対策にスマホサイトからのバックリンクをしますよっていう悪質業者からの営業電話や営業メールがきても無視しましょうね。

スマオ検索

 
 
 
 

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - モバイルファーストインデックス導入でSEOはどう変わる?
LINEで送る



関連記事

  • Googleペナルティの種類とチェックツール
  • SEOの都市伝説 2
  • 2014年のSEO事情まとめ
  • モバイルフレンドリー対策でGRCがかなり使える件
  • これぞ最強のSEO対策!? 強調スニペットとは
  • 2016年11月16日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

    トラックバック&コメント

    この投稿のトラックバックURL:

    コメントをどうぞ

    *

    このページの先頭へ