モバイルフレンドリーでSEO業者は大ピンチ!?

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先日、ソウルドアウトというオプトの子会社がマーケティング担当者350名を対象に、マーケティングに関するアンケートを行った結果で「2014年に実施した施策のうち、最も効果があったと感じた施策」が以下のような結果になっていました。

2014年に実施した施策のうち、最も効果があったと感じた施策

大企業の方がリスティングやアフィリエイトなどのWEB広告にあまり頼っていないというのが意外ですよね。
でもなんだかんだいって「やっぱり集客はSEOだ!」と云いたいところですが、今や検索結果ページは色々な要素が入り混じって大変なことになっています。
以下で「仏壇」というキーワードで検索した時のGoogleとYahoo!の検索結果を紹介したいと思います。(2015/3/13現在の東京都中央区の弊社PCからの検索結果)
 

オーガニック以外の挿入部分

仏壇検索結果

上図(クリックで画像拡大します)で赤枠で囲った部分がオーガニック検索以外の差し込みになります。
Googleに比べYahoo!のページが明らかに長いのは、オーガニック検索以外の挿入が多いということを表しています。(見るからにYahoo!の方が赤枠の占める範囲が広いですよね)
以下でGoogle、Yahoo!それぞれの差し込み部分を簡単に説明したいと思います。

 

Google検索

①Googleショッピング
こちらはAdwordsに出稿されている事業主のみが商品登録できるものでクリックにより費用が発生します。
基本はリスティングと同様のステータスで掲載されている感じです。
②リスティング上部
通常はこの箇所に3個広告が並ぶのですが、今回のキーワード(仏壇)では2個表示でした。
③画像検索結果
単純にGoogleにおけるこのキーワードの画像検索の結果です。
④地図検索結果
⑤の部分で表示される店舗や企業の、ホームページやGoogle+ページへのリンクになります。
⑥リスティング右側
②のリスティング上部より評価の低い広告が現在では8個程度表示されます。

 

Yahoo!検索

⑦Yahoo!ニュース
なんと最近ではリスティング広告の上にYahoo!ニュースが挿入されたりするのです。
⑧リスティング上部
Yahoo!リスティング広告ですが、最近は5枠入ることが多いです。
⑨coneco.net
coneco.netは通販の比較サイトですが、運営しているオセニックは今は完全にYahoo!の子会社となっています。
⑩NAVERまとめ
NAVERまとめも2年ほど前からYahoo!と提携して検索結果画面に挿入されることが多くなりました。
⑪Yahoo!知恵袋
Yahoo!検索において検索キーワードに関係あるYahoo!知恵袋は当然のように組み込まれます。
⑫コトバンク
コトバンクもYahoo!と1年以上前に業務提携しました。以来、検索結果ページにもよく登場するようになりました。
⑬ヤフオク!
云わずと知れたYahoo!が運営するネットオークションでキーワードの関連商品が表示されます。
⑭リスティング下部
基本リスティング上部と同じものですが、こちらは上位4件が並びます。
⑮リスティング右側
リスティング上部に入らなかった広告が8件程度掲載されます。
⑯JWordサイト
JWordとはGMOグループのJWord株式会社が運営しているサービスで、キーワード1つに付き1社のみが有償で出せる広告になります。
 

オーガニック検索順位

上で紹介したように検索結果ページにはオーガニック検索以外に様々な要素が混じっています。
特にYahoo!ではどの部分がオーガニック枠なのかわからないという人も多いのではないのでしょうか?
下はオーガニック検索部だけの順位をGoogleとYahoo!で比較した図となります。

オーガニック検索順位

上の図で赤枠で囲んだページがGoogleとYahoo!で検索順位が違うものになります。
前々回のヴェニスアップデートの記事の時にも書きましたが今現在、GoogleとYahoo!でオーガニック検索の順位が違ってきています。
今回の例はキーワード「仏壇」というもので地域性があまりみられるものではないですが、これが「仏壇店」だとか「仏具屋」のような地域性の強いキーワードになるとGoogleとYahoo!の検索結果の差がもっと激しくなります。

※「仏壇」というキーワード検索で今回はGoogleもYahoo!もオーガニック検索は1ページ目に9件しか表示されませんでした。
 

モバイルフレンドリーをスマホランキングに採用

2月7日の「Googleウェブマスター向けブログ」において以下のような発表がありました。

Google では、4月21日より、ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます。
この変更は世界中の全言語のモバイル検索に影響を与え、Google の検索結果に大きな変化をもたらします。
この変更によって、検索ユーザーは、クエリへの関連性が高く使用端末にも適した高品質な検索結果を見つけやすくなります。

このことは、
スマホ対応をしていないページは4月21日からスマホ検索において順位が落ちますよ!
ということを意味しています。
前回の記事でも書いたように弊社(供養関連)のサイトでもすでにスマホからのアクセスがPCを上回りはじめています。
スマホ対応していないことでサイトのアクセスが激減することもありえるでしょう。
Googleがわざわざアルゴリズムの変更を日付まで指定してアナウンスしてくれたのは、できるだけ4月21日までにスマホ対応してくださいっていうメッセージなんですよね。

ちなみにページがモバイルフレンドリーであるかどうかは
モバイルフレンドリーテスト
によって確認することができます。

 

「モバイルフレンドリーでSEO業者は大ピンチ!?」まとめ

諸々紹介してきましたがまとめると

1)検索結果ページに色々な要素が入りすぎてオーガニック部分が分かりにくくなってしまった。(特にYahoo!)
2) ヴェニスアップデート以来、オーガニック検索順位がGoogleとYahoo!で違ってきている。
3)モバイルフレンドリー導入でスマホからみるオーガニック検索順位はPCからからみるものと変わる。

ということになります。
1)についてですが、少なくともYahoo!に関しては一昔前に比べオーガニック部分のリンクをクリックされる確率は大幅に低くなっていることでしょう。
2)の件ですが5年前まで、Yahoo!がYTS(Yahoo! Search Technology)というオリジナルの検索システムを用いていた頃は成果報酬型のSEO業者もYahoo!とGoogleで別個の成果報酬としていたものでした。
しかしYahoo!がGoogleのアルゴリズムを採用してからは、当然検索順位はどちらも同じなのでそれぞれ別に考えるということはなくなりました。
それが昨年末のヴェニスアップデートにより両者の検索順位に差異がでるようになり成果報酬型のSEO業者は依頼者とトラブルになることが多くなりました。
キーワードによっては検索している場所によっても検索順位が変わってくるのでやっかいですよね。
3)に関しては、それでなくてもGoogleとYahoo!の検索順位に差異がでてきているところに加え、PCからの検索とスマホからの検索とでまたまた検索順位が変わってくるということになります。

こうなっちゃうと一体どの部分の検索順位を基準にして成果とするのでしょうか?
成果報酬型のSEO業者は今後非常に苦しい状況に置かれるのではないかと思います。
また、オーガニック検索が検索結果ページ上で軽視されることにより、成果報酬型に限らずSEO業者はますます淘汰されていくことでしょう。
とはいえ動きの早い大手の業者さんはすでにモバイルフレンドリー対策のサービスを開始したりしています、流石でねす。(笑)

 
 
 

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  • 2015年3月13日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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