ナレッジグラフの影響でGoogle検索はウィキペディアだらけ?

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前回の記事ではYahoo!のオーガニック検索枠(SERP)の部分にリスティング広告が挿入されている事例を紹介したのですが、今現在(8/16)はほとんど見られなくなったところをみるとどうやらテスト期間中だったようで、すぐに本採用とはならなかったようです。
まぁそれがなくてもYahoo!の検索結果は充分賑やかなのですが、最近はGoogleの検索結果にも動きがみられます。こちらに関しては主にナレッジグラフ(Knowledge Graph)の拡張によるコンテンツ挿入が大きいように思われます。ナレッジグラフを知らない方もおられると思いますので以下に導入時のGoogle Japanのスタッフブログ(2012/12/5)を紹介します。

検索エンジンは、誕生から 40 年以上の間、ユーザーが入力したキーワードの文字列を含むウェブページを探してくるものでした。人間にとって、パリの人気スポットや、モナ・リザ等の関連情報が思い浮かぶ「ルーブル美術館」も、機械は文字列としてのみ認識していました。しかし、私達が情報を探す時には、必ずしも文字列ではなく、”モノ”自体やそれに関連する情報を求めていることがほとんどではないでしょうか。

この度、Google では、コンピューターが現実世界の ”モノ” や ”モノとモノの間のつながり” を認識できるようにするために、「ナレッジグラフ」を開発しました。ナレッジグラフは、5 億 7 千万以上の人や場所、ものごとに関する情報と、180 億以上の属性や関連性を含む構造化されたデータベースを持ち、入力されたキーワードが何を意味するかを把握して、検索結果の一部として表示します。

上の文章だけでは分かりにくいと思いますので次に具体的な例を挙げてみたいと思います。

参考⇒ナレッジグラフーGoogle

 

ナレッジグラフ拡張中!

霊園の検索結果

上は2013年の6月11日と8月16日のキーワードで「霊園」と検索した場合の検索結果です。
通常検索の順位も結構動いていますが、それ以外の挿入部分の配置もかなり変わっているのが分かると思います。(画像クリックで拡大します)

枠で囲ってある部分の意味は
・赤枠⇒ウィキペディア絡みのページ
・青枠⇒Google+プレイス絡みによる表示
となります。

6月11日の検索結果
まず①の部分ですがオーガニック検索の1位と2位の部分でウィキペディアのページとなります。

通常検索1位と2位

あと②の部分はGoogle+プレイスからの挿入、③の部分はMAPとなっています。

8月16日の検索結果
この日は、SERPの一番上が④の部分でGoogle+プレイスからの挿入となっています。
その下にオーガニック検索の1位から5位となるのですが、なんと1位から3位までがウィキペディアのページとなります。(⑤の部分)

通常検索1~3位

「霊園」というキーワードで検索して検索結果の1位が青山霊園のページっておかしいのでは?と思いますがここでは敢えて突っ込まないということで…(笑)
それより1位から3位をウィキペディアのページが占めているのが、なんだかなぁという感じです。
続いて⑥の部分、なぜか右側のリスティングの下側にMAPがきています。普通なら画面を上下にスクロールするとMAPも付いてくるですが、この位置で固定っていうのも意味がありそうですね。
ナレッジグラフの絡むキーワードの検索結果ではこの様な構造(通常検索の一番上がGoogle+プレイスからの挿入でMAPは右側のリスティングの下側)なのかもしれません。
その下にある⑦の部分ですが、拡大すると以下になります。

霊園

これがいわゆるナレッジグラフによる表示ということになります。テキスト部分はウィキペディアそのまんま、下向きの矢印クリックでテキストが伸びるようになっていて最後にはご丁寧にウィキペディアへのリンクまであります。
でそのまた下にある⑧の部分を拡大したものが以下です。

谷中霊園

これはナレッジグラフを拡張した「こちらを検索する」というものになります。
しかしテキスト部分はこちらもウィキペディアの谷中霊園のページそのまんま、「谷中霊園」というリンククリックで谷中霊園というキーワードでのGoogle検索結果ページへ飛ぶようになっています。
はっきりいって⑦や⑧の部分なんて通常検索の⑤の部分と完全に被っている内容だといえるでしょう。
ナレッジグラフの導入によりGoogleの検索結果ページでウィキペディアのページ絡みの占有率があきらかに高くなっているのは明らかです。
ビッグキーワードにおいては、Google+プレイスとウィキペディアの絡みのページ以外もはや検索結果画面で上部に表示されるのは難しいのでは?とさえ思えてきます。(検索キーワードによってはバラエティに富んだ内容がナレッジグラフにより挿入されているのでしょうが…)

 

スマホ検索ならナレッジグラフの存在感増大

スマホ検索スマホから「霊園」というキーワードで検索した結果画面でもやはりナレッジグラフによるコンテンツ挿入が確認できました。(画像クリックで拡大します)

右の図で⑨の部分は通常検索の3位になります。(この上にリスティング広告2枠と通常検索の1位と2位があるわけです)
その下に⑩のナレッジグラフによる表示、こちらも下向きの矢印クリックでテキストが伸びて最後にウィキペディアの「霊園」のページへのリンクがあります。
また、その下の⑪部の「谷中霊園」のリンククリックで谷中霊園の検索結果ページへ飛ぶこととなります。PCからの検索結果画面のナレッジグラフによる掲載は検索結果画面右側のリスティングの下側にあったのでさほど気にならなかったのですが、スマホ検索では存在感が充分あります。

本格的に始動(拡張)して間もないということでまだまだ情報元が偏りがちなナレッジグラフですが、時間の経過とともに多様化して利用者が満足できものになるのだと思います。(というかそうなってもらわないと困ります)今のままだとYahoo!の多種多様な検索結果の方がまだ個人的には楽しめますよ~!(大汗)

 
 
 

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  • 2013年8月16日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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