ビッグキーワードとスモールキーワード

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できるだけお金をかけないでWEB集客をしようとするなら、リスティングやアフィリエイトなどの広告費やSEO対策の業者などを一切使わず、自社で内部対策を(一部外部対策も?)してオーガニック検索で上位表示を目指すことになります。もちろん労力は必要となりますが効率的なことは間違いありません。

但し自社対策でたとえ検索結果で上位に表示されたとしても、ターゲットキーワードが収益性の伴わないものなら、訪問者は増えるでしょうが利益を出すことはできません。インハウスのSEO担当者はキーワードの選定を見極める能力が必要となります。そのターゲットとするキーワードですが、大きくビッグキーワードとスモール(ロングテール)キーワードに二分されます。

ビッグキーワードとは検索エンジンで検索される件数が多くその分ライバルサイトも多い(激戦)キーワードのことで、その逆がスモールキーワードということになります。今回は供養関連企業のWEB担当者の方がビッグキーワードとスモールキーワードのどちらに重きを置けば効率がよいのかということを紹介したいと思います。

なお、当ブログは諸事情により今回よりサイトタイトルを
「葬儀社のためのSEO」⇒「葬儀社・仏壇店・石材店のためのSEO」
と変更いたしました。何卒ご了解ください。
 

ビッグキーワード

下はGoogle AdWordsのキーワードツールによる「葬儀」というキーワードの1ヶ月の検索数の予想値になります。

仮にこのキーワードでアドワーズに広告を出すと、クリック単価の上限を400円とし1日の予算を指定しないとして1日で28万円弱、1ヶ月で計算すると
27,892×30=8,369,160
なっ、なんと約837万円と予想されるのです。(下図参照)

この数字はアドワーズだけのものなでYahoo!プロモーション広告(旧称Yahoo!リスティング広告)も合わせたら倍以上の金額になります。どう考えてもよっぽどの大手葬儀社じゃないとそんなお金払えないですよね。

またビッグキーワードの特徴として言葉の含み(意味合い)が広いということがあります。このことはターゲットが多岐に分散するということです。もし大至急で葬儀社の手配をしなければならない状況の方が単純に「葬儀」というキーワードで検索したりするでしょうか?

1年以上前まではキーワード「葬儀」で検索して1位で表示されるWEBサイトは弊社の運営するいい葬儀であることが多かったのですが、ここのところはWikipediaの葬儀のページということでほとんど定着したようです。「葬儀」というキーワードで検索する方の多数は、これからお葬式に参列される方などで、葬儀のマナーなど知識に関することを求めている場合が多いとGoogleが認識(進化)するようになったのだと思います。このGoogleの認識は明らかに正しいわけで、たとえオーガニック検索のキーワード「葬儀」で1位になったとしても成約(葬儀の施行)は大して増えないでしょうし、リスティング広告でキーワード「葬儀」に月間2,000万円をかけたとしても成約件数はさほど増えずにCPA(1コンバージョンあたりのコスト)だけは激高になるでしょう。業種によりけりですが、供養業界においてはビッグキーワードは収益率が低いです。実体験も含めてそう思います。(大汗)

 

スモールキーワード

供養業界は典型的なローカルビジネスです。本当に葬儀社を探さなければならない方は「地名+葬儀」とか「地名+葬儀社」で検索をするというパターンが多いのです。こちらでは三鷹市にある葬儀社ということで想定してみますが、例えば「三鷹市 葬儀」での検索なら下のように1ヶ月の予想検索数が46と急激に下がります。

こちらのキーワードで上の「葬儀」同様にアドワーズに広告を出すとすると、クリック単価の上限を400円としても1日で66円程度、1ヶ月で2,000円程度の出費ですみます。これなら広告費をあまりかけられない葬儀社さんでも大丈夫ですよね。

但しいくらコンバージョンの可能性の高い方がクリックしてくれそうだといっても、キーワード「三鷹市 葬儀」のアドワーズ出稿で見込まれるのは月に7~8クリック程度です。このクリック数じゃいくらなんでも不安なので「三鷹市」を絡ませて他の類似語やコンバージョンの取れそうな単語との組み合わせで出稿してみると取り逃がしが少なくなります。

「三鷹市 葬儀」+「三鷹市 葬式」「三鷹市 葬儀社」「三鷹市 葬儀屋」「三鷹市 家族葬」「三鷹市 葬儀費用」「三鷹市 葬儀プラン」「三鷹市 葬儀見積もり」

また、「三鷹市」の部分を施行可能な近隣の地名や駅名で置き換えたものを出稿するのも有効です。

↓「武蔵野市」で置き換え↓
「武蔵野市 葬儀」+「武蔵野市 葬式」「武蔵野市 葬儀社」「武蔵野市 葬儀屋」「武蔵野市 家族葬」「武蔵野市 葬儀費用」「武蔵野市 葬儀プラン」「武蔵野市 葬儀見積もり」

↓「杉並区」で置き換え↓
「杉並区 葬儀」+「杉並区 葬式」「杉並区 葬儀社」「杉並区 葬儀屋」「杉並区 家族葬」「杉並区 葬儀費用」「杉並区 葬儀プラン」「杉並区 葬儀見積もり」

↓「吉祥寺」で置き換え↓
「吉祥寺 葬儀」+「吉祥寺 葬式」「吉祥寺 葬儀社」「吉祥寺 葬儀屋」「吉祥寺 家族葬」「吉祥寺 葬儀費用」「吉祥寺 葬儀プラン」「吉祥寺 葬儀見積もり」

この程度の出稿なら1ヶ月数万円で抑えられますし見込み客がある程度はサイトに訪問してくれるようになります。

キーワード「葬儀」と「三鷹市 葬儀」で1ヶ月のアドワーズの広告料が837万円と2,000円と格段の差があるように、検索上位表示の難易度もその差の程度の開きがあります。地域密着型の葬儀屋さんでもロングテールのキーワードなら少しの頑張り(勉強)で意外と簡単に検索上位表示が可能だったりします。

 

ビッグキーワードとスモールキーワードまとめ

ビッグキーワードで上位表示を狙うのは効率が悪いとばかり述べてきた感がありますが、供養関連業者でも各業種を代表するような企業ならブランドイメージや知名度を高めたいということでビッグキーワードで上位表示をしたいと思うのが当然です。
私が業種別にビッグキーワードだと思っているものは以下の通りですが、どのキーワードでも1ページ目にその業種を代表する企業が2~3社は入っています。もちろんそれらの企業はSEO業者に依頼しての上位表示であろうと思います。

個人事業主レベルの葬儀屋さんや仏壇店さんでも、10年くらい前からインハウスでSEO対策をしてきたところは今でもビッグキーワードで上位表示されている場合がありますが、これから急いで供養業界のビッグキーワードで上位表示を狙うというのならSEO業者にお願いするしかないと思います。

大手ではなく地域密着型の葬儀社・仏壇店・石材店の場合は、スモールキーワードでの上位表示を目指すことがWEB集客への近道だと考えてください。
最後に供養業界の中小企業が対策すべきミドル&スモールキーワードを業種別に一覧で紹介します。(私見によるところが大きいですが)

葬儀社

「(対応できる)式場・寺院名」「(対応できる)火葬場名」「地域名+葬儀」「地域名+葬式」「地域名+家族葬」「地域名+直葬」「地域名+葬儀社」「地域名+葬儀屋」「地域名+葬儀費用」「地域名+葬式費用」「地域名+葬儀プラン」「地域名+葬式プラン」「地域名+葬儀見積もり」「地域名+葬式見積もり」

仏壇店

「地域名+仏壇」「地域名+仏具」「地域名+仏壇店」「地域名+仏壇屋」「地域名+仏具店」「地域名+数珠」「地域名+神棚」「地域名+位牌」「地域名+家具調仏壇」

石材店

「(対応できる)霊園・寺院名」「地域名+霊園」「地域名+墓地」「地域名+お墓」「地域名+墓」「地域名+石材店」「地域名+石屋」「地域名+墓石店」「地域名+墓石」「地域名+納骨」「地域名+埋葬」「地域名+納骨堂」「地域名+永代供養墓」「地域名+お墓費用」「地域名+墓石費用」
 
 

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    カテゴリー:SEO一般

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