検索エンジンの歴史と進化&折々のSEO対策

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2016年11月5日にGoogleのウェブマスター向け公式ブログにてアナウンスされたモバイルファーストインデックス(Mobile-first Indexing、以下MFI)ですが、間違いなく今現在SEO関係者で一番の注目事項となっています。
その時点(2016年11月5日)で実装までに最長で4ヶ月かかるとのことでしたので遅くても今年の3月までMFIがアップロードされることとなります。(但し先日、Googleのジョン・ミューラー氏は今年の後半になるのではないかと言っておられました)
非常に興味深いMFIのアルゴリズムが実装されれば記事をUPしようと思っているのですが、最近はAMP対応や全ページHTTPS化などテクニカルな話題ばかりでMFI実装までこちらをご覧の方にはあまり共有できそうばSEOネタもないので、今回は特に今紹介しなければならない話題でもないですが、検索エンジンの歴史と進化及び、その折々で効果を発揮したSEO対策を紹介したいと思います。

※モバイルファーストインデックスとはモバイル向けページが評価のメインとなり、デスクトップ向けページがサブになるという検索順位決定のアルゴリズムです。

検索エンジンの歴史と進化
 
 

黎明期(~1999年)

2いわゆる検索エンジン(サーチエンジン)の始まりは1999年の「Archie」となります。こちらはクライアントサーバー型のシステムということでさほど浸透することはありませんでした。
1994年にLycos、1995年にはYahoo!、Excite、infoseek、そして1996年にはAsk、そしてソフトバンクと米ヤフーが合弁でヤフー株式会社を設立し、Yahoo!JAPAN誕生となりました。まさに群雄割拠の時代となったわけですが、この当時の検索エンジンは殆どがディレクトリ型検索エンジンと呼ばれるものでした。(1990年代後半にはMSNサーチなども登場)
ディレクトリ型検索エンジンに掲載される情報の殆どは人間によって収集され、その内容によりカテゴリー(階層)別に分類されることとなります。代表的なものはYahoo!カテゴリになります。

黎明期のSEO対策

一発太郎1)まずは検索エンジンに登録
ディレクトリ型検索エンジンは自発的に検索エンジンに登録しないと認識されることがまずないので、色んな検索エンジンに登録することが大事でした。
「一発太郎」とか検索エンジン一括登録ツールは私も昔よく使いました。(汗)

2)何はともあれキーワードを詰め込む
当時の検索エンジンは単純にキーワードの出現数で重要度を見極めていたので本文、メタタグを含めキーワードを詰め込むことが大事でした、今思えばこの当時は楽でしたね。(笑)

 
 

混乱期(2000年~2010年)

Google2000年にGoogle検索の日本版が登場しYahoo!JAPAN、Excite、gooなど多くがこぞってGoogleの検索エンジンを採用しました。
Googleのアルゴリズムは検索エンジンで初めて外部リンクも評価の対象にするというものでしたが一躍Googleが検索エンジンの主流となっちゃいました。
しかしYahoo!JAPANは2004年に独自の検索技術YST(Yahoo! Search Technology)を実装、これによりSEOを対策する側は大混乱に陥ることになります。

混乱期のSEO対策

ブラックハットSEO1)とにかく被リンク数を増やす
Google以上にYSTは被リンクを高評価していたようで、新しいサイトでもそのサイトにリンクを貼りまくることで(特にYahoo!JAPANでは)簡単に検索順位を上げることができました。自作自演のリンクでもIP分散でバレないとか、無料ブログは元々ドメインのページランクが高いからヤラセでも良いリンクがもらえるとか色々な噂が流れました。(ある程度は間違いではなかったですが)

2)鉄板!Yahoo!カテゴリに登録
確かにYahoo!カテゴリ登録サイトが少なくともYST(Yahoo!検索)ではSEO的に優遇されていたのは事実でした。特に携帯版のYahoo!カテゴリなんて登録さえすれば、携帯サイトからのYahoo!検索で必然的に上位表示されるようなシステムになっていました。

3)とりあえずページ数を増やす
Googleもまだ精度が高くない時期にはYahoo!同様に効果がありました。殆ど内容が同じなのに全国の「地域名+キーワード」のページを大量に作ったりするのがロングテールでも有効でしたし、そういったページを作ることでTOPページのページランクを上げることも可能だったのです。

 
 

成熟期?(2011年~)

2010年末にYahoo!JAPANはブラックハットに攻略されやすかったYSTを捨てて再びGoogleの検索エンジンを採用することになりました。
これによりSEOはGoogleだけを対策すればよくなりました。(bingのシェアは検索全体の5%程度)
Googleは2011年(日本では2012年)にパンダアップデート、2012年にペンギンアップデート、2013年にハミングバード、2015年にヴェニスアップデート、そして2017年にはモバイルファーストインデックス(予定)を実装。これらは大き目なアップデートになりますが、利用者が探している検索結果にできるだけ早く辿り着けるよう随時アルゴリズムの更新を行ってきました。これにより混乱期に過度なSEO対策(スパム行為)を行っていたWebサイトは悉くペナルティを受けてどこかに飛んでいきました。
但し、昨年末のWELQ問題ではGoogle先生はまだまだ検索システムが未熟であることを暴露してしまった訳ですが…

成熟期?のSEO対策

モバイルファーストインデックス1)第一にスマホページの最適化
モバイルファーストインデックス導入により、スマホページがないサイトはもちろんですが、スマホページがあってもPCページを省略可していたりページによってはスマホページがなかったりするのは大問題です。今のうちにPCサイトのページは全てできるだけ同内容でスマホページを作るようにしましょう。
またスマホページはGoogleのモバイルフレンドリーテスト(https://search.google.com/search-console/mobile-friendly?hl=ja)でチェックするようにしましょう。

2)やっぱりコンテンツの充実
以前に比べ外部要素の占める割合が小さくなった今、やはり一番大事なのは内部要素のメインであるサイト全体としてのコンテンツの充実です。
なんでもいいから記事を溜めまくるよりは、更新頻度があいても内容の厚い記事をしっかり投入した方が効果的です。他サイトの引用やリライトはやってはダメです。
GoogleもWELQ問題があった手前このまま放置だと面目丸つぶれですから何らかの手を打って対策してくるのは間違いないですよね。

Google SEO

 
 

 
 

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  • 2017年1月17日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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