有料ディレクトリサービスは今…

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5年ほど前までなら、新しいサイトを作ったらYahoo!ビジネスエクスプレス(ヤフーカテゴリ)にまず登録、勝負を賭けるに値するサイトならそれ以外にクロスリスティングかJエントリーあたりも一応登録しておくかというのが弊社(鎌倉新書)のWEBチームの定番でした。
おかげで(?)自社サイトでヤフーカテゴリに登録されているものは30サイト以上あります。
実際問題、当時はヤフーカテゴリをはじめとした有料ディレクトリサービスにそれなりに外部リンクとしての効果を感じることができたものです。

しかし4年近く前のYahoo!JAPANとGoogleとの提携により両者のオーガーニック検索結果が同じとなり、(あくまで私的な感覚ですが)ヤフーカテゴリ登録によるSEO的効果が激減しました。また、その当時すでに有料ディレクトリサービスはヤバイのでは?という情報も仕入れていたため、自社の新サイトをリリースしてもそれらに登録するということは殆どしなくなりました。

ただ有料ディレクトリサービス自体は意外と儲かるビジネスモデルだったのか、その後も様々なものが登場しました。
但し、その殆どはSEO(被リンク)効果を謳ったもので、昨年の10月にGoogleは多くのサービスへ警告及びペナルティを発したようです。
つまりほとんどの有料ディレクトリサービスを有料リンク販売とみなしたということです。
そしてそれらのサービスには登録しているサイトへのリンクにnofollow属性(※)を付けるように指導したと思われます。

参考→グーグル、複数のディレクトリサイトに警告&ペナルティを実施 – SEO目的の有料リンクと認定・排除へ

※nofollow属性とは、リンク先にリンクジュース(ページの価値)の受け渡しを無効化できる属性のことです。
 

主な有料ディレクトリサービスの今

1
上の表でページランクとは今現在(2014/8/12)のサービスページTOPのものになります。
以下で個々のディレクトリサービスについて若干補足したいと思います。
 

Yahoo!ビジネスエクスプレス

今現在、信用できる有料ディレクトリサービスといえばここくらいかもしれません。
高い審査料を取りながらサイトの内容次第で平気で不合格にするところなど他のサービスと一線を画しています。
但し、先にも述べましたがYahoo!JAPANが独自の検索システムを廃止してGoogleのアルゴリズムを利用するようになり登録による優位性を感じることがあまりなくなりました。
以前は登録するだけで(Yahoo!モバイルでは)圧倒的に優遇されたモバイル版サービスもなくなり、運営会社も昨年にヤフー株式会社からJWord株式会社(言わずと知れたGMO系列)に変わったところをみるとここのところ登録するサイトもかなり減ったのではないでしょうか?
ただこちらのサービスに関しては、登録されていることでコンテンツがしっかりしている(オリジナルである)という証明になるのではないかと思います。
 

クロスレコメンド

こちらはNTTコミュニケーションズグループである株式会社クロスリスティングが運営するディレクトリになります。
登録サイトはgooやniftyなど大手ポータルサイトなので私もヤフーカテゴリに続き信頼のあるディレクトリだと思っていました。
しかし現在の掲載元の発リンクにnofollw属性が付いているところをみるとGoogleから警告があったのでしょう。
 

iディレクトリ

株式会社スプールというベンチャー企業によって運営されていて登録することで44の中小のポータルサイトに掲載されます。
再審査は30日以内一度のみと厳しめですが審査に落ちても全額返金されるところがヤフーカテゴリと違うところです。(笑)
当然のようにこちらの掲載サイトもnofollw属性の発リンクとなっています。
 

e-まちタウンビジネスリスティング

運営しているe-まちタウン株式会社は光通信の子会社になります。
リリース当初は全日本SEO協会の会長さんの推薦ページもあり、販売代理店は「SEOタウン」と名乗りそのまんまSEO効果を謳っていましたが、この販売代理店は昨年にサービスを終了しました。
もともと被リンク数を売りにしていたのですが、本サービスのTOPページでもページランク2ならお話になりませんね。
発リンクにnofollwが付かないのは紹介ディレクトリのなかでヤフーカテゴリとe-まちタウンビジネスリスティングだけですが、こちらに関しては単なる開き直りなのではと思われてもしょうがないかも?
 

SASOU Directory

GMOアドパートナーズ株式会社が運営しているディレクトリで売りは業界一の審査登録スピードだそうです。
再審査は無制限で、審査に通ってからの入金なのは良心的かも?
こちらもやっぱり掲載サイトからの発リンクにnofollw属性が入っています。
 

クロスメディアディレクトリ

こちらはヴァンテージマネジメント株式会社が運営しているサービスで媒体に地方の新聞社や非営利団体が多いのが特徴です。
売りとしてはSASOU Directory 同様に再審査が無制限なのと審査通過から反映までが最速及び登録料金が業界最安値だそうです。
「登録料金じゃなくて審査料金じゃないの?」て突っ込みたくなりました。(笑)
こちらの掲載サイトも、もちろんnofollw属性の発リンクとなっています。
 

Sディレクトリ

株式会社ファーストメディアというところが運営しているディレクトリです。
あからさまにSEO効果を謳っていますし予算により登録できるディレクトリ数が変わってくるって完全に被リンクサービスでは?
それでもって掲載サイトからの発リンクはnofollw属性ありって…
 

産経ディレクトリ

株式会社産経デジタルが運営するディレクトリになり当然、産経絡みのサイトがいくつか媒体にあります。
リリース当初はSEO効果を堂々と謳っていましたが、さすがに今ではアクセスUPを掲げるだけになりました。
再審査は無制限でこちらも審査登録から反映までが最速だといっています。
この辺になるとどこも売り言葉は同じなんですね。
当然nofollw属性ありです。
 

Looksmartエクスプレス

運営はリンクス株式会社というところがやっています。
特徴はPC,スマホ、モバイル、タブレットと1回の登録で最大4個のURLが登録できることです。
登録すると提携している250以上のサイトに掲載されるらしいですが、e-まち同様に掲載サイトが多いと逆に怖いですよね。(汗)
こうなるとむしろnofollw属性ありでペナに遭わないのが救いかも?
 

Jエントリー

LINE株式会社の子会社であるLINE Business Partners株式会社が運営していて値段も安めで掲載サイトもlivedoor、Fresheye、TBSなど誰でも知っているところが多かったので以前はクロスレコメンドと並びヤフーカテゴリに次ぎ有名なディレクトリサービスでしたがとうとう閉鎖してしまいました。
閉鎖前から掲載元の発リンクにnofollw属性が付いている状態だったので、登録者にこれ以上迷惑をかけられないといった決断からだったのでしょう。
 

BPNディレクトリ

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社が運営していましたが、サイトの管理はJエントリーと同じくLINE Business Partners株式会社が行っていたディレクトリです。
強気の価格設定でロイター、時事通信社、東洋経済オンラインなどページランクの高いサイトへの掲載が売りでした。
管理が同じということで閉鎖理由もJエントリーと同様だと思われます。
 

プロバイダーズリンク

こちらは元々、株式会社フリービットが運営していたのですが2年前に子会社である株式会社フルスピードにサービス移管されたディレクトリです。
その移管の際のプレスリリースにプロバイダーズリンクのメリットが以下のように書かれていました。

・サイトへの流入経路の広がりと流入数の増加が期待できます
・信頼性が高いドメインからリンクが得られます
・長期間、複数のドメインからリンクが設置されます
・サイトタイトルに2キーワードの登録が可能です
・業界最安値レベルの価格設定のため高い費用対効果が得られます

さすがにSEO会社が管理しているだけあって、これはもう完全に被リンクサービスですよね。
去年の時点で早々と撤退したのは潔しだと思いたいです。

 

「有料ディレクトリサービスは今…」まとめ

上で紹介したように、もはや殆どのディレクトリサービスが提携する媒体にはnofollow属性がついているので、登録により自分のサイトまでペナルティを喰らうということは今はまずないのではと思います。
このことは逆に有料ディレクトリサービスから被リンク効果がなくなったことを意味します。
ディレクトリ登録による微かな望みは掲載されたWEBからnofollw属性のリンクを踏んで訪問する人が少しくらいはいるかもっていうくらいでしょうか?

かつて私がクライアントから有料ディレクトリの登録の是非について聞かれた場合
「ヤフカテはぜひ登録してください。それ以外はお金に余裕があれば登録してもいいんじゃないですか?」
と答えていましたが、最近は
「お金に余裕があるならヤフカテには登録しても悪くないと思いますよ、それ以外はちょっと…」
と答えるようになりました。(汗)

 
 
 
 

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  • 2014年8月12日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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