これは使える!AdWordsの「有料広告とオーガニック検索レポート」

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2013年9月4日付のAdwords公式ブログで
検索データの分析に役立つ「有料広告とオーガニック検索レポート」のご紹介
と題してAdwords内で新しいレポートが追加された旨の報告がありました。
こちらは検索結果ページに有料広告(PPC)のみが表示された場合、オーガニック検索結果(SEO)のみが表示された場合、そしてその両方が表示された場合の掲載結果を確認、比較できるレポートでWEBマーケティング(特にSEM)の仕事をしている人にとっては待望の機能といえるでしょう。Adwords公式ブログ内では以下のように活用方法を述べています。

有料広告とオーガニック検索レポートの活用方法

・追加すべきキーワードを見つける。オーガニック検索結果でのみ表示につながっている検索語句を確認することで、AdWords に追加すべきキーワードの候補を見つけることができます。

・重要なキーワードを最適化する。有料広告とオーガニック検索の両方について、重要な検索語句での表示状況を確認し、改善につなげることができます。

・変更の効果を総合的に分析する。AdWords での入札単価、予算、キーワード、ウェブサイトなどに変更を加えた際に、有料広告やオーガニック検索にどのような影響があったか、総合的に確認できます。

こちらのレポートですが、英語版のAdwords公式ブログでは8月22日に報告されていたということもあり、弊社の運営サイトの一部で8月の末から設定することができました。
このレポートは(たぶんですが)今後かなり活用できそうなので、今回は設定方法とレポート画面の紹介をしてみたいと思います。
 

レポートの設定方法

ウェブマスターツールのアカウントをAdWordsのアカウントとリンク

リンクするにあたりAdWordsのアカウントの管理者とウェブマスターツールのアカウントの所有者が同一である必要があります。
ウェブマスターツールのアカウント所有者として登録されていない場合は、AdWords から現在のサイトの所有者に所有者としてのアクセス権をリクエストするメッセージを送信できます。また、リンクするサイトについてウェブマスターツールのアカウントが設定されていない場合は、AdWordsアカウントにウェブマスターツールのアカウントを申請するよう促すメッセージと、そのためのリンクが表示されます。

手順1)AdWordsの管理画面にログイン

手順2)「アカウント」 タブの「リンクされたアカウント」をクリック

手順3)「ウェブマスター ツール」セクションの「詳細を表示」をクリック

手順4)リンクするサイトの URLをテキストボックスに入力し「続行」をクリック

手順5)アカウントが正常にリンクされると、手続き終了のメッセージが表示されるので「完了」をクリック

 

リンクの完了を確認

手順1)AdWordsの管理画面にログイン

手順2)「アカウント」 タブの「リンクされたアカウント」をクリック

手順3)「ウェブマスター ツール」セクションの「詳細を表示」をクリック

手順4)リンクされているウェブマスターツールのアカウントが表示されます。

 

レポート画面の紹介

レポート画面を見るための手順は以下の通りです。

手順1)AdWordsの管理画面にログイン

手順2)「キャンペーン」を選択後「詳細分析」タブをクリック

手順3)その下にある「表示」タブの「有料とオーガニック」をクリック
(右図参照)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下に紹介する「有料広告とオーガニック検索レポート」は弊社運営の某サイトのものになります。

AdWordsの「有料広告とオーガニック検索レポート」

以下は①の項目の説明になります。
 
広告の統計情報
クリック数…特定のクエリで表示された(AdWords)広告がクリックされた回数
表示回数…検索結果ページや Google ネットワークのウェブサイトに広告が表示された回数
クリック率…表示された広告がクリックされた割合(%)
平均クリック単価…文字通りクリック単価の平均値
平均掲載順位…検索結果ページにおける広告の平均掲載順位

オーガニックの統計情報
クリック数…検索結果ページに表示されたサイトがクリックされた回数
クエリ…検索結果ページにサイト表示された回数
クリック数/クエリ…オーガニック検索で表示されたサイトがクリックされた割合(%)
リスティング数/クエリ…サイトのページが検索結果に表示されたクエリあたりの平均回数(リスティング数という言葉が紛らわしいですが検索結果に表示されたページの数のことです)
平均掲載順位…純粋な検索結果の順位

広告とオーガニックの統計情報
クリック数…広告とオーガニック検索結果ページを合わせたクリック数
クエリ…オーガニック検索結果にサイトのページが表示された回数と広告が表示された回数の合計数(同時に表示された場合は1でカウント)
クリック数/クエリ…広告とオーガニック検索結果ページを合わせたクリック数を広告かオーガニック検索結果のページがクリックされた回数で割った割合(%)

レポートの②の枠内の部分をよく見て頂けるとわかるのですが、キーワードCとキーワードDの広告はオーガニックに比べクリック率が極端に低くなっています。(クリック単価も低いのですが)
この2つのキーワードの広告からクリックされた分のコンバージョン率をこのレポートから知ることはできないのですが、実際に調べたところやはり1件もコンバージョンがありませんでした。
コンバージョンを呼び込むようなキーワードが安いわけがないのですねw
ということで、いくらクリック単価が安いからといってキーワードCとキーワードDには今後、広告に力を入れないでよいということがわかったりします。

 

「有料広告とオーガニック検索レポート」の注意点

なかなか使えそうな「有料広告とオーガニック検索レポート」ですが、利用の際の注意すべき点を3点だけ挙げさせていただきます。

ある程度の広告費を使わないと傾向が見えない

上で紹介したレポートデータですが、弊社でも広告に費用をかけている方のサイトのものになります。
広告のクリック数、表示回数がある程度溜まらないとデータとしてオーガニックとの比較ができなくなります。
つまり、レポートを有意義に使うためにAdWordsにお金を使いなさいということなのです。(汗)

このレポートからはコンバージョンデータが見れない

実際にPPCにお金を払っている側としてはクリック数や表示回数なんてどうでもよくて、問題なのはコンバージョン数とCPAなのです。(企業や商品のブランドイメージのために広告出稿をしているという場合もありますが)
残念ながらこのレポートにはコンバージョンデータが表示されていません。AdWordsの管理画面上で他の項目からコンバージョンを見ることができますが、比較するのがウェブマスターツールの検索クエリからのデータということで当然こちらからはコンバージョンデータを抽出できません。

ウェブマスターツールの検索クエリが微妙

広告(AdWords)と比較しているデータがウェブマスターツールの検索クエリということなのですが、こちらはどうしても信用しきれない部分があります。
たとえば、弊社が運営する葬儀やお墓のポータルサイトのウェブマスターツールの検索クエリをみると、絶対ありえない地方の葬儀場名や聞いたことのないような墓地名が上位表示されることが多いのです。今のところウェブマスターツールの検索クエリを全面信用することはできないのが現状です。

今回のレポートの注意点を述べましたが、なんとかコンバージョンデータを有料広告とオーガニック検索で比較できるレポートを作ってもらいたいものです。
なにはともあれ、AdWordsだけでなくYahoo!プロモーション広告も利用者(広告主)のためになる機能がどんどん追加されています。しかしその分、管理画面が複雑になっているわけでインハウスのWEB担当者があまり頭を悩ませなくてすむ程度の使いやすさをお願いしたいです。
 
 
 

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  • 2013年9月12日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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