キーワード「SEO」 検索結果異状あり

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今更ですが、SEOとはSearch Engine Optimizationの略語で検索エンジン最適化という意味になります。つまり、検索結果でより露出(≒上位表示)させWEBページに訪問されるようにする一連の施策のことをいいます。
ということなのでSEO業者の多くは自社サイトが「SEO」というキーワードで上位表示されるということが信頼度(実力)を表す指標になる思っていました。(一理はあると思いますが)
今から3年以上前、Googleが手動による不自然なリンクの警告やペンギンアップデートを発動する以前は、まだある程度自作自演のバックリンクの効果があり、被リンク対策をメインにやっているSEO業者さん達のサイトが「SEO」というキーワードで上位を占めていたのが現実でした。

しかし、今現在の検索結果をみると1ページ目に営業目的の業者さんのページはあまりなく知識やコンテンツ系のページが多くなっています。
まあ、営業活動をしたいなら広告を使いなさいというGoogle先生の思惑通りといったところでしょうか?

「SEO」検索結果

上は2015年7月17日現在のGoogleから「SEO」というキーワードで検索した結果になります。
モロSEO業者の営業目的ページというのは8位のディーボくらいで、4位のヴォラーレや7位のLIGなども関連業者といえるのですが、ランクインしているのはコンテンツのページになります。
 

自転車専門店セオサイクル

前の図で6位(赤枠部分)に入っている自転車専門店セオサイクルというWEBページの検索結果表示が以下になります。こちらはセオサイクルさんのコポレートサイト的な位置付けな感じですね。
セオサイクル
今までなら「SEO」というキーワード検索で「検索エンジン最適化」に関するページ以外が上位表示されるなんて考えられなかったことなのですが、この2ヶ月ほど前からセオサイクルさんのWEBページが上位表示されるようになりました。

ご存じの方も多いでしょうがセオサイクルとは首都圏に多くの店舗を構える自転車専門店になります。
検索上位に表示された当初はQDF(タイムリーな情報を検索結果の上位に表示するというアルゴリズム)の影響じゃないかと思っていたのですが、いまだに1ページ目にあるところをみると一時的なものではないようです。

なお、セオサイクル(http://www.seocycle.co.jp/)のWEBページには、お分かりのようにドメインに「seo」という文字列が入っているのですが、サイト内にテキストとして「seo」というワードは一切入っていません。但し、サイト内リンクが絶対リンクなのでページのソースには「seo」という文字列が多数含まれています。また、セオサイクルという商号なので「セオ」というテキストはページ内にいくつかは入っています。
 

その他「検索エンジン最適化」に関係しないランクインページ

SEO検索結果

キーワード「SEO」と検索して自転車専門店セオサイクル(http://www.seocycle.co.jp/)以外で検索エンジン最適化に関係していないページを上に挙げさせていただきました。(2015年7月17日現在の上位50位以内)
個々のページに関して簡単に説明したいと思います。
 

27位→「瀬尾/夏コミ1日目東C21b」のプロフィール [pixiv]

こちらpixivというイラストに特化したSNSの瀬尾さんという方の個人ページになります。
ページのURLはpixivのドメインの中でページソースにも「seo」という文字列は一切含ませれません。
唯一接点らしきものがあるというなら、「瀬尾」という単語がページ内で何度か使われているということだけになります。
 

29位→バイシクルセオ大宮のホームページ – nifty

こちらはセオサイクルの中の1店舗のWEBサイトでniftyのホームページサービスを使っています。
どうやらセオサイクルさん、WEBページの制作などは各店舗の責任者に任せている感じですね。
こちらのページに関してはインラインフレームで作られているので、niftyドメインのURLにseoが含まれているということとタイトルタグに「セオ」が入っているということくらいしか接点は見つけられません。
 

31位→Ceo Corp.(パーチメントクラフト商品販売)

Ceo(セオ)という会社のパーチメントクラフトなるものの販売(ECではないですが)サイトです。
こちらも微妙で「seo」という文字列は一切なくドメインにも入っている会社名「ceo」がテキストとしてもソースとしても数多く入っています。
あと「セオ」という会社名のテキストもいくつかページ内にありました。
 

36位→瀬尾製作所株式会社 |トップページ

富山県の瀬尾製作所のホームページですが、ドメインに「seo」と入っているのでページソースには多く「seo」が使われています。
また、社名の「瀬尾」もソース及びテキストで結構使われています。
 

42位→セオサイクル西千葉店 | 千葉市 松波 自転車屋

こちらもセオサイクルの店舗サイトです。ドメインに含まれる278は西千葉と読ませているんだと思います。(笑)
独自ドメインでドメイン内に「seo」が含まれているのでソースに「seo」は多数存在します。
また「セオ」もページ上のテキストで多く出現しています。
 

46位→自転車の専門店『セオサイクル』

タイトルタグは6位のセオサイクルのコーポレートサイトと酷似していますが、こちらは「湾岸ベイエリア 24店舗合同」のサイトらしいです。
ドメインに「seo」が含まれ、コーポレートサイト同様に絶対パスで作られているのでソースには多数の「seo」という文字列が散らばっていいます。
 

48位→バイシクルセオ新松戸

これまたセオサイクルの店舗サイトで独自ドメインによるページになります。ドメインには当然「seo」が含まれコーポレートサイト同様に絶対パスなのでソースには数多くの「seo」が含まれています。
 

49位→焼鳥 瀬尾|東京ステーションホテル<公式サイト>

東京ステーションホテルの中にある焼き鳥屋さんのページですが、東京ステーションホテルのドメイン内の「seo」というディレクトリが焼鳥 瀬尾さんのページになります。
相対パスでできているページですが、下層ページのディレクトリにあるので「seo」は多数存在します。また「瀬尾」というワードもテキストとソースに多数含まれています。

 

『キーワード「SEO」 検索結果異状あり』まとめ

キーワード「SEO」の検索結果で自転車専門店セオサイクルのWEBページが1ページ目に入ってきた時は、いまだにページソースにキーワードを羅列するということが有効なのかとGoogleのアルゴリズムを一瞬疑いましたが、諸々調べたところ必ずしもそういうことではないようで一寸ホッとしました。

先に紹介しました27位と31位のサイトにはページのソースにもテキストにも「seo」という文字列が1個も含まれていません。
つまり、Google検索が「SEO」という文字列の認識で「瀬尾」や「セオ」という日本語変換まで予測できるようになったおかげで、セオサイクルさんのWEBサイトのような「検索エンジン最適化」と関係のないWEBページも検索結果に出現させるようになったのでしょう。
もちろん、今回の検索結果にはQDD(検索したキーワードに関する検索結果に多様性を持たせるアルゴリズム)の影響もあるかもしれませんが…

セオサイクルなんだかんだ言ってきましたが、それにしてもセオサイクルさんキーワード「SEO」で1ページ目にいるって凄いですよね。
先にセオサイクルさんのことを「WEBページの制作などは各店舗の責任者に任せている感じですね」といいましたが、各店舗で独自ドメインや無料ホームページサービスなど色々な形態でサイト作りをしているため多分ほとんどがIP分散されているんだろうと思います。
それらのIP分散された店舗サイトからコーポレート的なサイト「自転車専門店セオサイクル」に一斉にリンクが貼られているわけになります。しかも、その中にはキーワード「SEO」検索で50位以内にあるものが4サイト(①~④)もあるわけなのでそりゃ強いわけです。
しかも、どのサイトも正々堂々とセオサイクルの公式サイトだと謳っているので不自然なリンクと思われる可能性は低いのではないかと思います。

もしかしたらセオサイクルのWEBの責任者が各店舗に指示をしてIP分散を進めてきたのかもしれませんね。この手法からみると、ひょっとしてセオサイクルのWEBの責任者は某SEO協会の会員なのかも?(笑)
いやいや、自転車専門店でキーワード「SEO」で上位表示されたところで売上に貢献できるとは思えないので、今回の件は偶然の副産物だと思います。

 
 
 
 

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  • 2015年7月17日 | コメント/トラックバック(0) |

    カテゴリー:SEO一般

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