パンダアップデートもやってきた!

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2011年2月24日に米googleはパンダアップデート(ファーマーアップデート)という新しいアルゴリズムを導入することを公表し、英語圏では周期的な更新により大きな変動が今も随時続いています。
公表時点で日本語、中国語、韓国語圏では未対応とのことでしたが、googleのことだから日本でもどうせすぐに導入されるのだろうとの噂でしたが、1年たっても導入の報告がありませんでした。
しかしとうとう2012年7月18日にgoogleはウェブマスター向け公式ブログで日本語及び韓国語圏においてサイトコンテンツの品質に関するアルゴリズムのアップデート(パンダ・アップデート)を実施したと発表しました。

Google 検索が、高品質なサイトをよりよく評価するようになりました

2012年7月18日水曜日 | 11:43

Google はこれまで 良質なサイトをユーザーに届けること に力を注いできました。その一環として、2011 年には、通称”Panda アップデート”と呼ばれる アルゴリズムの変更を 英語 や その他多くの言語 において実施しています。この”Panda アップデート”はこれまで日本語や韓国語など一部の言語では実施されていませんでしたが、本日 Google は、日本語、韓国語でも実施したことをお知らせします。

このアルゴリズムの変更では、低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。例えば、ユーザーにとってあまり価値のないサイト、利便性の低いサイト、他のサイトからのコピーで構成されているようなサイトの掲載順位は下がります。一方、独自の研究や報告、分析など、ユーザーにとって重要な情報を提供しているサイトの掲載順位はより適切に評価されるようになります。この変更は、日本語、韓国語ともに約 4% の検索結果に影響する見込みです。

このアルゴリズムの変更が多くの検索ユーザーにとって有益なものとなれば幸いです。

Posted by サーチクオリティチーム

上の見解では「約4%の検索結果に影響する見込み」ということでしたが、わたしの体感では4%どころでない大激震が起こっているように思います。

 

パンダアップデートの特徴

3ヶ月前から取り入れられたペンギンアップデートの特徴はgoogleの発表によると

WEBスパムを排除し質の高いコンテンツを持ったサイトを評価するためのアルゴリズム更新

ということでしたが、特に外部リンクに関する取締りを厳しくしたという感がありました。
一方、パンダアップデートの特徴というと上のコラムで

このアルゴリズムの変更では、低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価します。

といっているように内部要素に関わる部分が大きいように感じます。
パンダアップデートの主だった特徴についてサイバーエージェントSEO Global Innovation Projectの木村賢氏がブログで報告されていて、私も同感できる部分が多いので以下に紹介したいと思います。

①オーソリティが高いサイトはランクアップ傾向
これはパンダアップデートの特徴から考えると、パンダアップデートで下がったサイトがあったため、影響を受けにくかったオーソリティが高いサイトが相対的にランク上昇したと見たほうが自然だと思いますが、おおむねこの傾向がありました。

②スクレイピングサイトのランクダウン目立つ
パンダアップデートが導入されていなくても起こっていたことですが、パンダ導入前後でスクレイピングサイトがさらにランクダウンしているものが目立ちました。
どちらかというとスクレイピングコンテンツがあってもオリジナルがあればある程度は大丈夫という状況だったものが、オリジナルがあってもスクレイピングコンテンツがあれば苦しくなるという状況に変わったように思います。ただし、これらはオーソリティが高くないサイトに限ります。

スクレイピングと言ってもいろいろあると思いますが、次のような例が目立ちました。
○比較サイトで商品やサービスの内容が他の比較サイトと被ってしまっている
○商品の説明ページの情報がAPIで取得された情報である
○情報の内容が他サイト(特にソーシャルメディア等)からひっぱっているものである
DB系サイトの中でも、ひっぱっている情報が他サイトと被っているもの、例えばサテライトサイトでかつオーソリティが低いものはランクダウンしているものもありました。

③アフィリエイトリンク中心のサイト
アフィリエイトリンクとそのサイトの紹介のみで構成されているようなものはランクダウンが目立っています。

④内容の少ないモバイルサイト
内容が少ないモバイルサイトで、PC検索で上位表示されていたもののランクダウンが複数見られました。これはパンダなのか、単にユーザビリティを考慮した改善なのかは不明です。

⑤リンク集中心のサイト
オーソリティが低くかつ単にハブの役割しか果たさないリンク集サイトのいくつかにランクダウンが見られました。リンクそのものはそのサイトのコンテンツとはみなされないということでしょうか?

⑥テキスト情報(文章情報)がほとんどないサイト
画像と単語(スペックの数値や住所や電話番号)だけで構成されており文章情報が含まれていないもののいくつかにランクダウンが見られています。

※②のスクレイピングサイトとは他のWEBサイトのコンテンツを自分のサイトに転用する、いわばコピーサイトのことをいいます。

 

キーワード「葬儀」のパンダアップデートによる順位変動

たまたまパンダアップデートが発動される前(2012/7/11)にキーワード「葬儀」での検索結果をキャプチャーしていたということもあり、一カ月後(212/8/10)の検索結果と比較をしてみました。

Wikipediaと弊社が運営する“いい葬儀”以外のサイトは念のため名を伏しています。
普段なら「葬儀」ほどのビッグキーワードが大きく順位変動することなどまず有りえないのですが、この一カ月で大きく変動していることが分かると思います。

傾向としては一目瞭然で、3サイトが大きく順位を落としその分、他のサイトが上昇しています。このことは上で木村氏が述べている①の内容にほぼあてはまるように思います。
ちなみに7/11時点で2位だったサイトSは8位と1ページ目に留まりましたが、6位だったサイトMと8位だったサイトTに関してはどちらも100位圏外になってしまっています。(8/11現在)

立場上、個々のサイトの原因を具体的に挙げることはできませんが、葬儀を始め供養業界でのパンダアップデートによる順位下落サイトの原因は全般的にみて②と⑥によることが多いように感じています。
 
 

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